お盆休みも終わり夏期講習会もあとわずかですが、学校の宿題等順調に進んでいるでしょうか。評定に影響があるのできっちり仕上げましょう。
今日は割合(文章題)のお話です。
中2で学習する連立方程式と言えば、買い物、速さの問題、生徒数などですよね。
その中で、苦手とする人が多いのは生徒数の問題かと思います。
男子が~%、女子が~%増えたり減ったり・・・と、
%を見ただけで無理だと思う生徒もいるのではないかと思います。
教科書にも載っているこの問題、なれると意外と解きやすい問題なのですが、
そもそも求める今年の生徒数ではなく昨年の生徒数をx、yと置き、さらに割合の式は作りづらいなどの理由から、嫌われ者に認定されています。
ポイントとしては
文章を数式に変換する(立式)作業を乗り越えることです。
日本文を英文に変換するように、文章題も数式に変換することができればあとは計算力のみです。
ここで大事なのは、数学における変換知識です。
例としては、
[男子の人数]の5%などですが
[男子の人数]をxと置き、そのあとの『の』は掛け算であると知っていればあとは、5%の処理のみですね。
%は分母に100、割は分母に10をつけて計算するだけです。
その他に、~はの『は』をイコールとするのも重要です。
上記のようにx、yなどに置くものを囲み、×、=などの記号でつないでいけばめでたく式は完成します。
基本的な知識ではありますが、きれいな文章のまま考えて行き詰るのではなく、四角で囲んだり、線を引いたりなど、もう少し問題文を汚して立式に挑みましょう。
※できる人の問題用紙を見てみると得るものもあったりします。
2016/08/19塾長日記